2025.01.22
ご案内
【プレス】環境省「ワイヤレス給電システムの実証および導入ガイドライン作成」事業開始 ~検討会の委員として当協議会 事務局長が参加~
環境省の「運輸部門の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業」において「ワイヤレス給電システムの実証および導入ガイドライン作成」事業(以下、本事業*)が実施されます。本事業を通じて、商用の電気自動車(以下、EV)への停車中ワイヤレス給電システムの実証を行い、商用EVの利用者が参照できる「ワイヤレス給電システム導入ガイドライン」(仮称:以下、導入ガイドライン)を制定する計画です。 この導入ガイドラインを検討する検討会の委員として、当協議会の事務局長である鶴田義範が委嘱されましたでお知らせいたします。 *本事業は、株式会社ダイヘン、株式会社三菱総合研究所および三菱ふそうトラック・バス株式会社が、実施者として受託されました。 |
1.背景
停車中のワイヤレス給電システム(以下、停車中WPTシステム)は、バス、トラック、タクシーなどの商用EVが営業中に停車する空間・時間の効率的活用を実現する技術として期待されています。しかし、停車中WPTシステムを社会実装するためには、自動車メーカーと連携したさらなる利便性の向上や、導入ガイドラインの制定など、利用者が導入しやすい環境整備や利用者の便益を示すべく各種検討等に取り組む必要があります。
2.本事業の概要
本事業では、2024年度から3年間の事業として、バス・トラック・タクシー事業者の商用EVを対象に全国10カ所程度に停車中WPTシステムを導入し、営業運行下の、実環境における実証を行います。あわせて、学識経験者および各業界団体等で構成される検討会を設置し、実証結果等を踏まえた「導入ガイドライン」の制定を推進します。
この度、検討会の委員として当協議会事務局長である鶴田義範が委嘱されました。当協議会は、会員の意見を集約し、「導入ガイドライン」へ反映させる役割を担います。
出所:三菱総合研究所およびダイヘン
3. 今後の予定
本事業において制定される商用車EV向けの導入ガイドラインにより、停車中WPTシステムの社会実装が促進され、EVシフトの加速に貢献していきます。
本件に関するお問い合わせ先 |
EVワイヤレス給電協議会 メール:info@wireless-ev.org |