EVワイヤレス給電協議会は、2025年6月に「EV走行中給電の社会実装の影響・効果試算に関する一考察」を発行しました。

本レポートでは、大型トラックを例に走行中給電と大容量バッテリーEVを比較し、少ない投資額での脱炭素効果、バッテリー製造時CO₂排出の効果、リチウムなど希少資源の大幅削減といったインパクトを試算しています。

さらに、EV普及の加速だけでなく、道路インフラの長寿命化やエネルギーレジリエンス向上、自動車産業の競争力強化など、社会全体にもたらされる便益を多角的に整理しました。

この度、EVワイヤレス給電の社会実装を推進するため、本レポートを一般公開することになりましたので、ご覧いただければ幸いです。

●主な項目
１.走行中給電の概要
２.経済合理性・脱炭素効果
３.事業化・産業化の課題
４.結論と提言